表参道のブランドショップ　ガイド

ゆったりとした2層のフロアには、ドレープをあしらったエレガントなドレスシャツから襟を立てて着るキャリア風のシャツまで一堂に揃う。
店内には、シャツのカフスやつけ襟などの小物類や、オリジナルのルームフレグランスやリネンウォーターも用意されている。
上半身に特化したブランドで、中心アイテムは白いシャツです。
店内のディスプレーもトップスだけを着せるという分かりやすい見せ方をしています。
カッティングが冴えるシンプルなシャツから、クチュール的な技法を駆使して華やかに仕上げたデザインものまでを中心に、シャツやニット、カットソーを展開しています。働く女性にとっては、オン・オフ両方に活用できそうなコレクションです。
フランス人の父とブラジル人の母を持つデザイナーのアン・フォンテーヌ氏は、フランスのノルマンディーにアトリエを構えている。
１枚１枚のシャツに個性を持たせたデザインを起こしており、シャツの選び方一つで、きりりとしたキャリアウーマンから、ゴージャスで時には妖艶な女性にまで変身できるというメッセージが込められています。
女性の数だけシャツも提案していきたいというデザイナーの思いから、一つ一つのデザインされたアイテムに女性の名前がつけられているそうです。
女性の体型がそれぞれ違うので、すべての女性が自分の体型に合うシャツを見つけることができるように、それぞれの体型にフィットするように、サイズ展開も６バリエーションと通常より幅広く品ぞろえしています。
ジーンズをはじめとするボトムスではよくある幅広いサイズ展開を、「Anne Fontaine」はトップスで試みています。それだけに、自分にピッタリとサイズがあった納得のいく一着に出会えることでしょう。
「Anne Fontaine」のもう一つの特徴は、香りへのこだわりです。
デザイナーは、青春時代に、環境保護運動にも参加し、アマゾンの奥地にも出向きました。自然との共存、オーガニックなものへの志向が強く、シャツと美しい自然を体感できるようにと、シャツの第２ボタンに小さなポプリの袋を付けています。そのため、初めて「Anne Fontaine」の商品に袖を通したときから、ポプリの香りがほのかに漂います。
このポプリと同じ香りが世界中の６１店舗の「Anne Fontaine」の店内でも香っており、「Anne Fontaine」の世界を楽しむことができます。