フェンデイ
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フェンデイ
●FENDI
所在地:港区北青山3-5-29ONE表参道
TEL:03-5771-4541
営業時間:11:00-20:00
休店日:無休
1925年、アドーレ・フェンディとエドアルド・フェンディがローマに革製品店を設立。
毛皮の工房も併設したその店の誕生が、フェンディの歴史の始まりです。
フェンディを創業したエドアルド&アドーレ・フェンディ夫妻は、高度な技術を持つ職人を雇い、上質な革製品の製造を目指しました。また、ハリウッドで流行っていた毛皮のコートを販売し一躍その名を広め、創業間もなく人気のメゾンとなります。
フェンディ夫妻は5人の娘を授かりましたが、
1946年に長女のパオラが仕事を始めたのを機にアンナ、フランカ、カルラ、アルダが
次々と事業に携わり、一家でブランドの成長を支えることになります。
フェンディが大ブランドへと躍進を遂げるきっかけとなったのは、1965年新進のデザイナーでありながら、当時すでにパリでその才能が話題となっていた「カール・ラガーフェルド」をデザイナーとして迎え入れたことにあります。
デザイナー就任の翌年(1966年)には、それまでの毛皮の常識を覆す斬新な手法を用いた毛皮のコレクションを発表。硬く重い印象のあったクラシックな毛皮を、明るくて軽く柔らかいものとして送り出したコレクションは大きな反響を呼びます。
また、毛皮だけでなく染色加工を施された革製品も人気を呼び、特にバッグは毛皮と並び、高い人気を誇るアイテムとして世界中に広まります。
ラガーフェルドのアイデアで、コートや革製品の裏地に使われていた「ダブルF」の柄をバッグに用いた「ズッカ柄」も登場。フェンディを象徴するアイテムとして現在でも不動の人気を誇ります。
創業当時、ハリウッドで流行していた毛皮の襟巻きに注目して、毛皮のコートを売り出したことで成功。以来、イタリア人女性のステータス・シンボルになる。
46年、フェンディの5人の娘の長女、パオラが15歳で仕事を始め、アンナ、フランカ、カルラ、アルダの 4人の妹もそれに続き、「偉大なる母」と呼ばれるアドーレの後を受け継ぐ。65年には当時 27歳の若手新進デザイナー、カール・ラガーフェルドを主任デザイナーに迎え入れる。
毛皮の常識を覆す冒険心をみせながらも、品位や優美を保つコンサバティブさも兼ね備えた、ファッション性の高い新しい毛皮を世に出し続けている。
97年にバッグ「バゲット」を発表。バゲットパンに形が似ていることから名付けられたこのバッグは、現在では350種以上のバリエーションがある大人気商品となっている。
2004年9月20日、表参道に路面店をオープン。
2005 S/S に発表されたバッグ「スパイバッグ(spy bag)」はバゲット以来の人気商品となった。
現在のデザイナーは、カール・ラガーフェルド(Karl LAGERFELD)。1938年、ドイツのハンブルグに生まれる。いつも黒く大きなサングラスをかけた、ロマンスグレーのやや印象の良くない男性。ストリートファッションをエレガントに表現する独特のクリエイティヴな世界を創り出す。
52年に14歳でパリに移住。54年、16歳の時に IWS(国際羊毛事務局)のコンクールで優勝。バルマン、ジャン・パトゥ等のオートクチュールで仕事をした後、63年に独立しプレタポルテに進出。65年にフェンディのデザイナーに抜擢。70年、クロエ社と契約。83年、シャネルのデザイナーに就任。84年、自身のブランド「カール・ラガーフェルド」をスタート。86年、「デ・ドール賞」を受賞。
シームなしの袖付け、軽く丈夫なヘム・ライン、すっきりとしたレイヤード等、斬新な手法を多数世に送り出す。写真家としても高名。ディオール・オムを着るためにダイエットを試みるなど、デザイン活動以外でも話題を振りまく。
「世界でもっとも品質が高い」と多くのセレブにいわれるほど、毛皮やバッグに定評のあるフェンディ。日本最大の広さと最高の品揃えを誇る大型路面店「フェンディ表参道店」は、白の大理石を基調にダークブラウンでアクセントをつけたイタリアモダンな雰囲気。床、壁など随所にFFのモノグラムが刻まれており、遊び心溢れるインテリアが展開している。1Fには、バッグや財布、時計、サングラスなど、カジュアルなアイテムが並ぶ。国内で初登場の、シックなクッションやソファなどのインテリアも必見! 2Fは、レディスやメンズ、シューズ、などが展開され、表参道店のみの扱いのアイテムも多い。
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